遷宮ニュース
 
遷宮奉賛記念公演が新潟で開催される 平成20年6月12日更新  
 女優・浅野温子さんと読売日本交響楽団を出演者に迎え、神宮式年遷宮を奉賛する記念公演「心に響く弦楽と神話の世界」が6月7日、新潟県新潟市中央区の新潟テルサで開かれた。

 公演は伊勢の神宮で平成25年におこなわれる第62回神宮式年遷宮を奉賛・記念するもので、神宮での奉納演奏などもおこなっている同楽団による弦楽四重奏と、全国で35回の公演を重ねている浅野さんの神話語り「日本神話への誘い」が上演された。
 弦楽四重奏では、歌手の藤井フミヤさんが作詞作曲した遷宮の奉賛曲「鎮守の里」が奏でられたほか、モーツァルトの「ディヴェルティメント」などが演奏された。また、遷宮の広報活動に携わるマンジョット・ベディ氏が制作した映像「元々本々」の紹介もあり、同楽団員らの演奏のもと、神宮のさまざまな「変わることのない」風景が会場に映し出された。
 浅野さんの語り舞台では、同楽団員が舞台音楽に参加。浅野さんは平成15年から各地の神社境内を舞台に、『古事記』を題材とした神話語りを続けているが、今回は伊勢の神宮での初回公演と同じ演目「天の岩屋戸にお隠れになった天照大御神〜月読命の語れる」が披露された。
 訪れた人の中には、家族旅行を兼ねて愛知県から来たという人も。「古事記には難しいという印象があるけれど、語り舞台はわかりやすかった」「伊勢に行きたくなった」などの声が聞かれた。

 記念公演を主催した神宮式年遷宮奉賛記念公演実行委員会(田中恆清実行委員長・協力=伊勢神宮式年遷宮広報本部ほか)では、今後、全国各地での公演を考えている。初回公演は、全国で最も神社の鎮座数が多いことと、地震の被災者を励ます意味から新潟が開催地に選ばれたもので、被災者約200人が招待されている。
 公演後、浅野さんは今回の語り舞台について「読売日本交響楽団の方と一緒でしたが、共演というのは初めてで緊張しました。普段の神社境内での公演に比べると音に厚みがあって、その意味では見に来た方も楽しめたのでは」と感想を述べた。また、会場に訪れた被災者については「楽しいことがあれば人間は頑張れると思う。今日、少しでも“楽しいな”と思っていただけたら嬉しい」と語った。
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